1日差でストップ高を取りそこねた話

2023年の失敗談
この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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From: 中原良太
自宅のリビングより、、、

きょうは会社四季報を読むのが遅れ、
1日差でストップ高を取りそこねた、
アバールデータ(6918)の話をします。

半導体製造装置向けの製品メーカー

アバールデータは、
「半導体製造装置用制御機器の受託製品」
を作っています。

漢字ばかりで難しいですが、
画像処理や計測通信機器など、
電気機器を作っているようです。

Wikipediaの説明は以下のとおり:

株式会社アバールデータ(英: AVAL DATA CORPORATION)は、東京都町田市に本社を置く電気機器メーカー。一般通信機器・工業用計測器・工業用制御装置・各種電子応用装置等の製造・販売を主な事業とする会社。高性能画像入力ボードや光通信ボードなど、コンピュータ関連の製品で定評がある。

フリー百科事典Wikipedia, “アバールデータ“
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF

10月13日、アバールデータは、
ストップ高になりました。

そのときのチャートがコチラ:

アバールデータの週足チャート(引用元:IR BANK)

このストップ高、たった1日遅れで、
「先回りが可能だった!」と気づき、
ひどく悔しい思いをしたんですよね。

大きなミスではないし、
そもそもミスじゃないかもですが、
とにかく悔しかったんです💦

会社四季報に増配と明記

そもそもどうして、
アバールデータの株価が、
ストップ高になったかというと、

10月12日に増配を発表して、
配当利回りが6%を超えたからでした。

そして、この増配ですが、
会社四季報2023年秋号の中で、
明記されてたことだったんです。

その内容が以下のとおり:

純資産の20%を上回る分の政策保有株を3カ年で売却方針。配当で株主還元

会社四季報2023年秋号, “6918 アバールデータ”のページより引用

そのとき、僕はちょうど、
会社四季報の秋号を読んでいて、

10月13日に、
アバールデータのページを、
読み込んでいたんです。

「これは面白そうだ!」

と思って株探で調べてみると、

10月12日に増配を出してて、
1日遅れで間に合いませんでした。

めっちゃくやしい…!

あと1日早く読んでいれば…

あくまで「特別利益」による増配で、
中長期的に続くものではないので、
大きなロットは張らないですが、

あと1日早く読んでいれば、
少しはアバールデータの株を、
買ってたかもしれません。

200〜300万円でも買っていれば、
ストップ高で40〜50万の利益でした。

「致命的な失敗」ではないものの、
小さな取り漏らしの積み重ねで、
利回りが大きく変わるんでね…。

「1日の違いで儲けそこねる」
なんて、なかなかないんで、
かなり衝撃を受けました。

会社四季報が発売されたら、
なるべく早く読まんとイカン
な…。

– 中原良太

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