From: 中原良太
自宅の書斎より、、、
ここ数日、株で自滅する
７つの裏パターンを、
特集しています。
その７つが以下の通りです：
・仕返し
中原が作成（ロバート・チャルディーニ著「影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理」の７項目を逆転させたもの）
・嫌悪
・無名
・弱者
・コモディティ
・手のひら返し
・忌避
１〜３つ目については、
以下の記事をお読みください：
今日は７つの裏パターンのうち、
「弱者」について特集します。
復習：株の自滅パターン④〜権威〜
チャルディーニ先生は、
「影響力の武器」で、
権威について、
次の説明をしています：
服従に関するミルグラムの研究から分かるのは、権威からの要求には、服従を促す強い圧力が存在するということである。
〜（中略）〜
正当な権威者に従おうとする傾向の力は、そのような服従が正しいという考えを社会のメンバーに植え付けようとする体系的な社会化の訓練から生じている。さらに、本当の権威者は、高いレベルの知識、知恵、権力を持っているのが普通なので、そうした人の命令に従うことは適応的な行為である場合が多い。このような理由から、権威者に対する服従は、ある種の意思決定の近道として思考が伴わない形で生じてしまうことがある。
ロバート・チャルディーニ著「影響力の武器[新版] 人を動かす七つの原理」（304ページより、強調部分は筆者によるもの）
つまり、
「偉そうな人が言うことは、
鵜呑みにしちゃいやすい」
ということですね。
中原の場合も、
・高学歴な人
・経験豊富な人
・お金持ちな人
・企業で役職が高い人
あたりの話は、
つい鵜呑みにしがちです。
すこし変なことを言ってても、
「自分にはよく分からないけど、
凄そうな人が言ってるんだから、
きっとそうなんだろうなー」
と感じちゃいます💦
権威を鵜呑みにするリスクについては、
以下の記事をご参照ください：
株で自滅する裏パターン④〜弱者〜
僕らが
「偉そうな人の話は
過大評価しがち」
なのと同じように、
逆に
「偉くなさそうな人の
意見は過小評価しがち」
という傾向があります。
情報の質を判断するときには、
「発信者が誰なのか？」は、
めっちゃ大事な要素です。
ただし、それはあくまで、
「信頼できる事実か？」や
「どんな偏向があるか？」に
気づくためです。
そこさえ押さえていれば、
「発信者が偉そうか、
そうでもなさそうか？」
は関係ないんですよね。
筋が通っていて、
本質的な意見なハズなのに、
実績の乏しい人や匿名の人の意見は、
「あんたに言われる筋合いないわ」と、
つい流しちゃうんですよね。
これ、僕よくやっちゃうんで、
気をつけないとイカンです…。
XやYahoo!掲示板にヒントも
ついこないだまで僕は、
「SNSや掲示板なんか読んでも、
投資で儲けるヒントなんかない！」
と強く信じていました。
実際、SNSや掲示板では、
「私が持ってる株＝凄い！」
というポジショントークか、
「なかなか株価が上がらん！
この株はクソみたいな株だ！」
みたいな愚痴が大半ですが💦
しかし、何日も張り付いてると、
「SNSや掲示板を読んでいると、
たまーに儲け話が転がってる！」
ということに気が付きました。
決算発表資料の細かいところに、
実は大事な記載がある！とか、
関係してる大事なニュースを、
気づかせてもらえたり、
業績を先読みするために、
読むべき情報が載ってたり、
「なるほど！そういうことか！」
みたいな儲け話もあるんで、
情報の取捨選択がうまい人は、
SNSや掲示板で噂を見てれば、
十分、儲けられる気がします。
成長株投資の巨匠、
フィリップ・フィッシャー先生や、
彼から投資手法を学んだ、
投資の神様バフェットも、
「噂話や口コミを集めれば
投資で儲けるネタになる！」
と言っていますからね〜。
ああ！ 記事を書いてるうちに、
持ち株の噂が気になってきた！
SNSと掲示板を覗いて来ます〜👋
– 中原良太
↓続きを書きました↓
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