上場1年弱で77%安となったモンラボについて

2023年に暴落した株
この記事を書いた人

個人投資家。元Yahoo!株価予想達人。
同サイトで25歳で「ベストパフォーマー賞」「通算最高勝率者賞」受賞。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。座右の銘はヘンリー・フォードの「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」

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From: 中原良太
自宅のリビングより、、、

きょうは2023年のIPO銘柄で、
下落が続くモンラボ(5255)
について考えていきます。

モンラボって、どんな会社?

モンラボはIT企業です。

Wikipediaによる説明がコチラ:

株式会社モンスターラボホールディングス(Monstarlab Holdings Inc.)は、東京都渋谷区に本社を置く、デジタルコンサルティング事業、ソフトウェアの開発及び販売等を行うアプリケーション開発会社

フリー百科事典Wikipedia, “モンスターラボホールディングス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9

DX支援なども行っていて、
「国策だし良いじゃん!」
とパッと見は感じます。

しかし、同社株は暴落中。
株価チャートがコチラです:

モンラボの週足チャート(引用元:IR BANK)

2023年に上場してから、
株価はダダ下がりしています。
どうしてでしょうか?

IPO銘柄は下がりやすい

大まかな話として、
「IPO銘柄は割高なものが多く、
上場直後は株価が下がりやすい」

という経験則があります。

中には上がる株もありますが、
「下がる株のほうが多数派」
覚えておくのが良いでしょう。

上場ゴールの可能性は?

また、モンラボの場合は、
業績も悪化していました。

同社は海外展開しているのですが、
中東のラマダンによる受注遅延や、
欧米の景気後退懸念による受注減で、
今期業績を大幅に下方修正しました。

ラマダンのほうは、
「それ、予想できたっしょ」とも
捉えることができる原因ですから、

予想できたことをわざと開示せず、
初値を釣り上げたと疑いたくなります。

あくまで僕個人の感想ですが、
上場ゴール狙いだったのかな?
とも感じてしまいました。

業績と信頼を回復するまでは、
さわりにくい株だと感じました。

さいきん上場した株を買うときは、
「IPOしてしばらく下がった後、
業績が伸びて割安感が出てきた」

ところを狙うのが得策かも。

「早く買わないと上がっちゃうかも!」と、
焦らなくてもチャンスは他にもあります。

僕の経験上、
焦って株を買うとだいたい負ける
傾向があります苦笑

「早く買いたい!」と感じたときほど、
慎重になるようにしないとですね…。

– 中原良太

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