From: 中原良太
札幌の実家より、、、
きょうは、
大幅減益が原因で大暴落した、
アトラス・テクノロジーズ(9563)
について特集します。
Fintech領域のコンサル会社
アトラス・テクノロジーズは、
Fintech領域のコンサルを行う、
ベンチャー企業です。
アトラス・テクノロジーズは、
順風満帆に成長していると思いきや、
一転して大苦境だと判明しました。
同社の苦境が明らかになるに連れ、
株価も大きく崩れはじめました。
当時のアトラステクノロジーの
チャートは以下のとおりです;
同社はもともと、
「2023年12月期の経常益は21%増益」
という見通しだったのですが、
2023年8月の上期決算で、
通気予想を下振れしたうえ、
2023年10月には、
「2023年12月期の経常益は80%減益」
と大きく下方修正しました。
四半期業績が減速したことと、
通期業績が下方修正したことで、
ドスンドスンと株価が下がりました。
減速の原因は顧客ばなれ?
同社のプレスリリースによると、
業績を下方修正した原因は、
顧客ばなれみたいです。
同社が開示した資料によれば、
・プロジェクトの延期および消失
・プロジェクトの予算縮小・消失
が生じたようです。
継続顧客と思ったが実は違った
同社に限った話ではないですが、
・大口顧客が離れて業績が悪化する
・継続顧客と思ったが実は違った
といったことが起きると、
業績がいきなり悪化します。
ですから、
投資先を選定するときには、
過去の業績を参考にしますが、
大型設備などの製品は、
「過去の好業績=将来の業績悪化の前兆」
となるケースもあります。
「参考にした数字には継続性はあるか?」
は、死活問題といえるくらい大事です。
長期契約を巻いているか?とか、
高回転商品を売っているか?とか、
必需品を売っているか?とか、
こういった点を軽視すると、
足を掬われかねないですから、
気をつけないとなぁ…。
– 中原良太
コメント